巻数 |
顔写真 |
書名と出身地 |
内容 |
61 |
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白瀬矗 |
1861〜1946
秋田県 |
「南極探検記」 |
千島探検に次いで南極探検に向かい、1912年日本人初の南極上陸に成功した探検家。貧弱な装備で世界一流の探検家と競った。 |
62 |
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宮崎滔天 |
1871〜1922
熊本県 |
「三十三年の夢」 |
辛亥革命など、中国革命に献身した革命家、評論家。孫文に出会い、強い感銘を受けて以後支援するようになる。 |
63 |
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吉岡弥生 |
1871〜1959
静岡県 |
「吉岡弥生伝」 |
日本の女医の草創期の一人で、わが国最初の女医養成機関である東京女子医大の創立者。女性の社会的地位の向上にもつとめた。 |
64 |
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幣原喜重郎 |
1872〜1951
大阪府 |
「外交五十年」 |
駐米大使を経て、5度にわたる外相を歴任した外交官、政治家。新英米路線で平和外交を試みた外交は、幣原外交と呼ばれる。 |
65 |
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新村出 |
1876〜1967
山口県 |
「わが学問生活
の七十年ほか」 |
『広辞苑』などの辞書の編纂で知られる言語学者。近代日本の言語学、国語学の基礎を築き上げた業績は特に大きい。 |
66 |
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吉野作造 |
1878〜1933
宮城県 |
「閑談の閑談
(抄)」 |
「民本主義」の主張などで知られる政治学者、評論家。学生・知識人に広い影響力をもった大正デモクラシーを代表する一人。 |
67 |
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岩波茂雄 |
1881〜1946
長野県 |
「茂雄遺文抄」 |
岩波書店創業者。東大卒後、神田高等女学校に勤めたが、「人の子を賊う」に耐えずとして教育会を去り、古書店開業。夏目漱石『こゝろ』が最初の出版物。 |
68 |
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石田天海 |
1889〜1972
愛知県 |
「奇術五十年」 |
アメリカ奇術界で「グレート天海」として名を馳せた奇術師。修練のすえ、ニューヨークで成功をおさめる。 |
69 |
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樫山純三 |
1901〜1986
長野県 |
「走れ
オンワード」 |
服飾のオンワード樫山の創業者。三越に奉公しながら独学。のち大阪貿易学校を卒業、独立して樫山商店を創業した。 |
70 |
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南原繁 |
1889〜1974
香川県
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「ふるさと」 |
満州事変以後の超国家主義と学問的に対決した政治学者。敗戦直後の、東大総長としての学生への演説は、ひろく知られる。 |
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