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戦後教育改革と道徳教育問題
貝塚茂樹 著
A5判・上製・446頁
本体:5,800円+税
ISBN4-8205-6239-8
2001年4月刊
占領期の道徳教育をめぐる論議が、 対日占領教育政策とそれに対する日本側の対応の中でいかに展開し、 どのような課題を残したのかについて、 今日的な状況をも視野に入れながら考察する。 |
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聾教育問題史
歴史に学ぶ
上野益雄 著
A5判・上製・194頁
本体:3,200円+税
ISBN4-8205-6241-X
2001年7月刊
何故、わが国より400年も前からヨーロッパで聾教育が始まっているのか。
欧米の聾教育史上転換期となるべき事項をとりあげ、口話法と手話法のルーツを探り、新たな分析を試みる。 |
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現代日本社会教育史論
新海英行 著
A5判・上製・369頁
本体:5,500円+税
ISBN4-8205-5647-9
2002年3月刊
名古屋大学教育学部社会教育研究室の四半世紀にわたる共同研究「現代社会教育史研究」の成果と到達点を示す20氏の論文集。
現代社会教育をめぐる諸問題を、歴史的に考察することによって、社会教育の本質と歴史像の再構成に挑んでいる。 |
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近代日本農村における農民の教育と学習
農事改良と農事講習会を通して
手打明敏 著
A5判・上製・334頁
本体:5,400円+税 ISBN4-8205-5646-0
2002年3月刊
明治農法の普及・定着過程における農民の教育・学習の実態を農事講習会と農事改良団体の活動に着目して解明。近代日本農村に農業生産力向上を意図した農民の自発的で主体的な教育と学習活動が存在したことを明らかにする。 |
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学ぶこころ
近畿大学建学者・世耕弘一
近畿大学世耕弘一先生建学史料室 企画・ 編集
新書判・上製・298頁
本体:1,200円+税
ISBN4-8205-6484-6
2002年4月刊
苦学の末近畿大学を創立し、政治家としても活躍した世耕弘一の入学式、卒業式における訓辞を集成。同時代の政治家・文化人の回想、小伝などもあわせて収録し、世耕の学問への情熱と志をつたえる。 |
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地方改良運動期における小学校と地域社会
「教化ノ中心」としての小学校
笠間賢二 著
A5判・上製・306頁
本体:4,500円+税
ISBN4-8205-6999-6
2003年11月
「地方文化ノ先導者」として、小学校教員が日本近代史において果たした役割を解き明かし、その教師像から現代を照射する。地方行政文書を丹念に紐解くことで、行政、教育、思想史の絡み合う複雑な背景に迫る。 |
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米国対日占領政策と武道教育 大日本武徳会の興亡
山本礼子 著
A5判・並製・156頁
本体:2,400円+税
ISBN4-8205-6998-8
2003年11月刊
心と技。武道が強調する精神論と武術という二つの側面。
その特質ゆえ、歴史の流れの中で翻弄された武道教育の変遷を、武徳会の発展・消滅に焦点をあてて追跡する。教育史、近現代史に武道という光を当てた好 著。 |
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生徒指導の根本問題 新しい精神主義に基づく学校共同体の構築
佐々木正昭 著
A5判・上製・367頁
本体:4,800円+税
ISBN4-8205-8023-X
2004年11月刊
「自分など、いてもいなくても同じだと思っている」……。
寂寥と孤独のなかに取り残された若者に提示する「精神主義」とは? 問題行動対する生徒指導への考察にはじまり、新しい学校共同体のあり方を追求する渾身の論考。 |
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道徳の伝達 モダンとポストモダンを超えて
松下良平 著
A5判・上製・556頁
本体:7,800円+税
ISBN4-8205-8932-6
2004年2月刊
「〈道徳教育〉という手垢の付いた用語を引き継ぎつつ、その中身にスケルトン・リフォーム以上の変革を」。フーコー、フランクフルト学派などポストモダンな思考を踏まえ、その先に、ニヒリズムを超えた道徳論を追う野心的試み。 |
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現代ドイツ民衆教育史研究
ヴァイマル期民衆大学の成立と展開
新海英行 著
A5判・上製・480頁
本体:6,800円+税
ISBN4-8205-8930-X
2004年2月刊
社会教育理論の淵源はどこにあるのか。
ナチス・ファシズム教育に至る民衆大学の変遷、さらにエルトベルク、ピヒら教育指導者の思想と実践への考察を通して、今日の生涯教育を問い直す。 |
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