翻訳絵本シリーズ 世界子ども平和図書館

全4巻
揃本体:9,000円+税
ISBN4-8205-9842-2 NDC933ほか
2005年6月刊

1.「ぼくの犬」
ジョン・ヘファナン 文/アンドリュー・マクレーン 絵
福本友美子 訳
270×245mm・31ページ
本体:2,400円+税
ISBN4-8205-9843-0 NDC 939
日本図書館協会選定図書
厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財

ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦による民族浄化を背景にした物語。
住んでいた 村が戦渦に巻き込まれた主人公の少年アリージャの視点で描かれる。

2.「つる―サダコの願い」
エリナー・コア 文/エド・ヤング 絵
こだまともこ 訳
228×278mm・47ページ
本体:2,800円+税
ISBN4-8205-9844-9 NDC 933
日本図書館協会選定図書

広島・平和記念公園の「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子の物語。

3.「9月のバラ」 →さらに詳しい内容を見る
ジャネット・ウィンター 文・絵
福本友美子 訳
166×140mm・32ページ
本体:1,600円+税
ISBN4-8205-9845-7 NDC 933
日本図書館協会選定図書

「9.11」米国同時多発テロを題材に、事件の経緯には触れず、人々の驚き、悲しみ、怒り、追悼の気持ちといった感情の動きをやわらかい印象のイラストと手書き文字で描いた新作。

4.「心の国境」
デボラ・オメル 著/ヨナ・マフ 挿絵
母袋夏生 訳
210×148mm・95ページ
本体:2,200円+税
ISBN4-8205-9846-5 NDC 929
日本図書館協会選定図書

故郷ヨルダン川を見おろす花咲く丘を訪れた主人公が、キブツ(集団農場)で過ごした幼い日々や初恋の思い出などを回想していく物語。


<特色>

●パレスチナ紛争、第二次世界大戦、ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦、「9.11」テロ事件と、世界のさまざまな紛争をテーマにした物語を集めました。
●日本の子どもたちが、戦争を遠い国の出来事や、過去のものとしてではなく、自分と同じ子どもたちが体験していることと感じられるような作品、日々のふつうの暮らしが紛争によってどうような影響を受けるのか、巻き込まれた人々はどんな気持ちになるのかなどがストレートに伝わるような作品を選びました。
●4作品とも、それぞれ特徴のある美しいイラストレーションとわかりやすいストーリーで構成されています。

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