婦人問題講演集

全6巻・A5判・上製・総約1,600頁
本体:54,000円+税
ISBN4-8205-9984-4 NDC367.1
2003年10月刊

〈底本〉
第1巻〜第5巻 『婦人問題講演集』 第1輯〜第10輯
(石川六郎 編 民友社 1920〜23年)
第6巻 『新婦人問題』 全1巻
(石川六郎 編 民友社 1921年)

<特色>

●教育、社会問題、政治などの概論から、婦人参政、婦人文化、性差別問題まで、婦人問題全般を網羅し、まとめた基本文献。
●市川房枝、鈴木文治、尾崎行雄、武者小路実篤、大隈重信など当時を代表する社会運動家、研究者、言論人、作家など幅広い分野の識者39人による全43講演を収録。
●底本である『婦人問題講演集』(全10輯)及び『新婦人問題』(全1巻)は、当時婦人問題について講演され好評を博し、シリーズ化したもの。今回、利用の便をはかり全6巻に集成して復刻する。

<各巻構成>

第1巻 永井柳太郎「予の婦人観」
馬場恒吾「差別待遇」
徳富猪一郎「ユーゼニー皇后」
富士川游「女性の精神生活」
金子馬治「改造と文化」
鈴木文治「我國の婦人労働問題」
市川房枝「婦人の社会運動」
山田わか「女主男従論」
第2巻 尾崎行雄「日本の婦人に告ぐ」
片上伸「トルストイと其の婦人」
永井柳太郎「婦人参政の理想と実際」
厨川白村「新生活の意味」
二階堂とくよ「女の力」
蜂須賀正韶「日本婦人の使命」
塚本はま子「女子の高等教育」
徳富猪一郎「意志の強き婦人」
第3巻 後藤新平「婦人と自治」
田邊尚雄「音楽の話」
西川文子「婦人に新運動」
麻生正蔵「國母主義」
賀川豊彦「本人崇拝論」
市川源三「婦人優秀論」
三島章道「近代の劇藝術」
第4巻 三宅驥一「遺傳と婦人」
小橋三四子「婦人文化の意義」
石本惠吉「若き支那に學べ」
大島正徳「現代生活と婦人」
大山郁夫「婦人文化に就て」
倉橋惣三「母を与へよ」
佐伯矩「婦人の二大天職」
穂積重遠「民法講話」
第5巻 武者小路実篤「人生に就て」
中桐確太郎「一燈園生活」
穂積重遠「続民法講話」
有島武郎「道徳と道理」
穂積重遠「親族法講話」
紀平正美「現代と哲學」
第6巻 大隈重信「婦人の覚醒」
吉田静致「家族制度論」
永井潜「性の問題」
湯原元一「女子教育問題」
植原悦二郎「婦人参政問題」
杉森孝次郎「現代婦人と近世思想」

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