<特色> ●敗戦から1970年までに刊行された女子教育に関する多数の文献の中から、特に時代を反映した主要著作を収録、分かりやすいよう年代別に構成。 ●戦後の社会的変化における女子教育の歴史や内容変遷をたどるとともに、1970年代以降の女性学・女性史・ジェンダー研究へとつながる重要文献を精選。 ●資料的価値を考察できるよう、各期の解説及び収録書目の解題、また女子教育に関する重要文献一覧や略年表を別巻として第III期刊行時に付す。 <内容> 第 I 期 1 : 『男女共学の諸問題 』 赤井米吉著(文耀社 1947年) 『男女共学はいかにおこなわれているか 』 大塚二郎著(目黒書店 1951年) 2 : 『女生徒・男生徒 : 男女共学の記録』 清水隆久著(養徳社 1951年) 『女子学生の生態 』 永井徹著(河出書房 1953年) 3 : 『新しい家庭科の指導』小野テル(金子書房 1952年) 4 : 『男生徒と女生徒(児童心理叢書 第7巻)』 桂広介編(金子書房 1957年) 5 : 『女子の保健体育』 川畑愛義・浅井浅一編(杏林書院体育の科学 1957年) 6 : 『ともに学ぶ婦人のために』三井為友編(国土社 1957年) 7 : 『新しい婦人学級の手引き』池内昭一著(関書院 1957年) 8 : 『婦人学級これからの経営』生活科学調査会編(医歯薬出版 1960年) 9 :『 婦人教育 (講座・日本の社会教育W )』生活科学調査会編(医歯薬出版 1960年) 10 : 『女子の高等教育と職業および家庭の問題 』民主教育協会著(1961年) 第 II 期 11 :『日本の女子教育』日本女子大学女子教育研究所編(国土社 1965年) 12 : 『女子大学』池田諭著(日本経済新聞社 1966年) 『女子学生の生き方ー思想的自立と職業確立のためにー』池田諭著(大和書房 1967年) 13 : 『婦人教師の歴史と現状ー婦人部結成20執念記念号ー』千葉県教職員組合婦人部(1967年) 14 : 『再教育の諸問題ー高等教育をうけた婦人の態度ー』大学婦人協会編(三恵出版 1968年) 『再教育の諸問題(続)ー再教育機関の実態ー』大学婦人協会編(三恵出版 1968年) 15 : 『日本の婦人教師ーその変革のあゆみー』望月宗明著(労働旬報社 1968年) 16 : 『女教師が教師になるには』重松敬一, 丸岡秀子編(明治図書出版 1969年) 17 : 『女子の高校教育』日本女子大学附属高等学校, 日本女子大学女子教育研究所編(国土社 1969年) 18 : 『女子学生ー女にとって大学とはなにかー』黒田展之・田中美智子編著(三一書房 1969年) 19 : 『これからの女性と女子教育』藤井治枝著(世界書院 1969年) 20 : 『現代女子教育批判』一番ケ瀬康子著(明治図書出版 1970年) 第 III 期 21:『女教師問題の研究』深谷昌志・深谷和子著(黎明書房 1971年) 22 : 『共働きのもんだい(婦人教育労働者1)』奥山えみ子(明治図書出版 1971年) 『女教師の婦人問題(女教師のための講座)』一番ケ瀬康子・木川達爾・宮田丈夫編(第一法規出版 1974年) 23 : 『現代家庭科研究序説』大学家庭科教育研究会編(明治図書出版 1972年) 『家庭科教育の理論』村田泰彦著(青木書店 1978年) 24 : 『女性(人間のための教育4)』村田実・室俊司・樋口恵子編(日本放送出版協会 1973年) 25 : 『日本の女子高等教育ー共学大学女子卒業生の追跡調査報告ー』藤井治枝編著(ドメス出版 1973年) 26 : 『婦人の解放と女子教育』一番ケ瀬康子・奥山えみ子編(勁草書房 1975年) 27 : 『女の子はつくられるー教育現場からのレポートー』佐藤洋子著(白石書店 1977年) 28 : 『家庭科、なぜ女だけ!ー男女共修をすすめる会の歩みー』家庭科の男女共修をすすめる会編(ドメス出版 1977年) 29 : 『わたしの教育原理』溝上泰子著(未来社 1979年) 30 : 『第三期の女性ーライフサイクルと学習ー』天野正子著(学文社 1979年) 【別巻】 各期解説・各収録書目解題 女子教育重要文献一覧および略年表(1945〜1979)