国家総動員法

本間重紀 解説
全5巻・A5判・上製・総3,066頁
本体:100,000円+税
ISBN4-8205-6940-6  NDC R393.6
1989年2月刊 再版 2002年7月刊

〈底本〉
『国家総動員法令集』(企画院編 昭和18年12月23日第13回加除済)


<内容>

●国家総動員法史の時期区分と主要史実(本書解説より)

第1期
(1918年〜1937年)
・第一次世界大戦を契機として開始された軍部と革新官僚による国家総動員法準備期。
・軍需工業動員法、軍需局から企画庁、「満州国」での満州産業開発5ヶ年計画。
第2期
(1938年〜1940年)
・日中戦争を契機とする国家総動員法の成立期。
・企画院、国家総動員法の成立、国家総動員諸計画(物資動員計画、生産力拡充計画等)、国民徴用令と物資統制令、経済新体制運動。
第3期
(1941年〜1942年)
・アジア太平洋戦争の開戦準備を契機とする国家総動員法改正期。
・国家総動員法大改正、生活必需物資統制令と切符制、重要産業団体令と統制会、企業整備令と中小企業の転廃業。
第4期
(1943年〜1945年)
・侵略戦争と戦時統制の破綻を契機とする崩壊期。
・軍需会社法、戦時行政職権特例、兵器生産への集中、闇取引と飢餓。

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