〈本資料について〉
本資料は、1995年 SSM調査研究会が全国140名の研究者と共におこなった、第5会SSM調査・最終報告書『1995年 SSM調査シリーズ』(全21巻)を再編集・復刻するものである。
刊行にあたり、「近代日本の移動と階層 1896-1996」、「教育と職業」、「階層と結婚・家族」など21のテーマを、新たに主要研究領域6分野(現代日本の階層的不平等、階層意識と政治意識、学歴社会と機会格差、ジェンダー・市場・家族における階層、豊かさとライフスタイルの不平等、社会階層の変動と比較)に再構成。さらに別冊として調査の基本データ「基礎集計表」、「コード・ブック」を加え、新たに『現代日本社会階層調査研究資料集』とした。
〈関連キーワード〉
社会移動、階級、階層、社会意識、教育機会、不平等、学歴、メリトクラシー、大衆化、ジェンダー・夫婦関係、女子労働、婚姻、フェミニズム、キャリア、ライフスタイル、ライフコース、生活意識、人口、エイジング、職業意識、雇用、職歴、都市化、離農、政治意識、イデオロギーなど
〈各巻構成〉
第1巻 『現代日本の階層的不平等』
社会階層・移動の基礎分析と国際比較(石田浩 編) |
近代日本の移動と階層:1896-1995(佐藤俊樹 編) |
社会移動とキャリア分析(佐藤嘉倫 編) |
社会階層の地域的構造(三隅一人 編) |
第2巻 『階層意識と政治意識』
職業評価の構造と職業威信スコア(都築一治 編) |
現在日本の階層意識(間々田孝夫 編) |
政治意識の現在(片瀬一男 編) |
公平感と社会階層(宮野勝 編) |
第3巻 『学歴社会と機会格差』
教育機会の構造(岩本健良 編) |
教育と世代間移動(近藤博之 編) |
教育と職業−構造と意識の分析(苅谷剛彦 編) |
第4巻 『ジェンダー・市場・家族における階層』
女性のキャリア構造とその変化(盛山和夫、今田幸子 編) |
ジェンダーとライフコース(岩井八郎 編) |
ジェンダーと階層意識(尾嶋史章 編) |
階層と結婚・家族(渡辺秀樹、志田基与師 編) |
第5巻 『豊かさとライフスタイルの不平等』
豊かさと格差(鹿又伸夫 編) |
社会階層とライフスタイル(白倉幸男 編) |
文化と社会階層(片岡栄美 編) |
第6巻 『社会階層の変動と比較』
東アジアの階層比較(園田茂人 編) |
社会階層の新次元を求めて(今田高俊 編) |
産業化と階層変動(与謝野有紀 編) |
別冊 コード・ブック/基礎集計表
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