組見本
クリックしたら拡大します。

組見本
クリックしたら拡大します。

大量虐殺

エルネスト=カーン 多喜百合子 著
全1巻・A4判変型・上製・250頁
本体:5,600円+税
4-284-10001-7 NDC 319.8
2006年6月刊



アウシュビッツ、ヒロシマ・ナガサキ、チェルノブイリ、アフリカ内戦…。20世紀に人類が経験した「大量虐殺」は、再び繰り返されるのか?人類はどこへ向かっているのか?
ノーベル平和賞を受賞した核戦争防止国際医師会議の副総裁である医師・詩人エルネスト=カーンと、作品が11ヵ国語に訳され海外で評価を得ている詩人多喜百合子が組み、芸術・科学双方の面から「核戦争」や「大量虐殺」の非人間性を検証。「世界中の医師と詩人たちは今何をするべきなのか?」新しい視点で考察し、詩とエッセイにメッセージをこめて国境を越えた連帯を呼びかける!


タイトルについて

本書の試みは、20世紀に人類が人類に対して行った「大量虐殺」を芸術・科学双方の面より検証しながら後世に伝え、次なる「大量虐殺」の防止を世界中へ緊急に呼びかけるものである。ユダヤ人ホロコースト、広島・長崎への原子爆弾投下、アフリカ内戦、アルメニア人大虐殺……。これらを「大量虐殺」という一つの視点でとらえたとき見えてくるものは何か――。本書タイトルは、その告発のメッセージとして使用されている。




■序文 (朝長万左男/長崎大学教授)
(バーナード=ローン/ハーバード大学名誉教授)
■なぜこの本はエルネスト=カーン氏との共著か?(多喜百合子)
■なぜこの本は多喜百合子との共著か?(エルネスト=カーン)
■ユダヤ人の蒙ったホロコーストに触発されて創られた詩
■広島および長崎在住の人々が蒙った大量虐殺に触発されて創られた詩
■アフリカ、アジア、ラテンアメリカの人々が蒙った大量虐殺に触発されて創られた詩
■二人の主張(エッセイ)
■私の証言とこの本 (エスター=コーン=オルター)
(畑口實/前・広島平和記念資料館長)
■跋文(テレシンカ=ペレイラ/国際作家芸術協会会長)




伊藤一長(長崎市長)/土山秀夫(医師、元長崎大学長)/林京子(作家)


ページトップへ 戻る