桜井忠温全集  
   
  平岡敏夫 解説
  本体:120000円+税
  全6巻・A5判・上製・総3800頁
  2000年10月刊
  ISBN4-8205-8280-1 NDC918.68
   
《底本》
「桜井忠温全集」(誠文堂・1930年〜1931年)
桜井忠温(さくらいただよし)は、明治後期から昭和にかけて活躍した随筆家、評論家。明治12年、愛媛県松山市生まれ。明治39年に出版した「肉弾」は、日露戦争における旅順攻撃戦を描いた戦記で、当時空前のベストセラーとなり、世界十数ヵ国翻訳された。現在でも水野広徳の「此一戦」とともに戦記文学の傑作として知られる。本全集は「肉弾」をはじめ、「銃後」「草に祈る」など主要作品を網羅した桜井忠温唯一の全集の復刻である。

《収録内容》
第1巻 肉弾―旅順実戦記―/附・肉弾―英訳、独訳
第2巻 銃後/前線十万
第3巻 煙幕/雑嚢
第4巻 草に祈る/秋風録/満州遍路/前肉弾/草に祈る―映画筋書―/黒煉瓦の家
第5巻 新編将軍乃木/橘中佐―映画脚本―/十字路
第6巻 土の上・水の上/顔―自叙歴―/大調練時代


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