谷川徹三選集
   
  佐々木斐夫 解説
  本体:40000円+税
  全3巻・A5判・上製・総1076頁
  1997年9月刊
  ISBN4-8205-8196-1 NDC914.6
   
   
《底本》
「谷川徹三選集」(斎藤書店・昭和21年〜昭和22年)

終戦直後に著者自らが選んだ、 谷川哲学の集大成。 哲学・文学・芸術の各領域における主要な作品を網羅。

《全巻内容》
第1巻 詩と哲学
 孤独/雨の霊魂/夜/漂白/「われ」と「われら」/偽作/流行/山/庭苑/茶の美学 
第2巻 文化と教養
 読書について/教養といふこと/ヒューマニズムについて/芸術/教養としての文学/如 何に生きるべきか/考へるといふこと/雨ニモマケズ/都市文化について/再説日本人  のこころ/日本語と日本精神/音楽と日本文化 
第3巻 生活と文学
 新文学への道/現実の豊富と文学の豊富/社会性の問題/世界文学と日本文学/文学  と民衆/政治の文学支配について/国語の諸問題/哲学と文学/文芸評論家と社会評  論家/文学形式問答/形式主義再論/個性の文学と類型の文学/事実・真実・真理/リ アリズムと構成の問題/私の見た志賀さん/「暗夜行路」覚書/古風な新鮮、或は新鮮な 古風について/源氏物語一面/源氏物語の現代語訳/西園寺公の墓碑銘について/評 論の文体/ヴァレリの一句をめぐつて/否定の精神について

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