有島生馬全集 
   
  紅野敏郎 解説
  本体:45000円+税
  全3巻・A5判・上製・総1508頁
  1997年3月刊
  ISBN4-8205-8174-0 NDC918.68
   
   
《底本》
「有島生馬全集」(改造社・昭和7年〜昭和8年)

「白樺」 の創刊同人にして、 セザンヌの紹介者。 画家、 作家として西洋文化と格闘した、 芸術家有島生馬の全貌。

《全巻内容》
第1巻 蝙蝠の如く/鳩飼ふ娘/美少年/獅子ウプラジンとエレル老人/シニヨラ・カルランド/葡萄圃の中/イエッタトリイチェ/ゴンドラの一夜/ピザの少女/新しき古羅馬人/獣人

第2巻 その海村/猫/火事/地蔵様への大願/廃屋/小さい死/橋の上と下/日暮/嘘らしい話/怪我/露の中/港の奥さん/真昼の出来事/白豆の花/父の虚言/弔花/遺産一銭也

第3巻 死ぬほど/嘘の果/モンマルトルの友に/美術の秋に/メタルド・ロツソの研究/新学童の為めに/東京の濠/白夜雨稿/卓上の紅茶々碗/自由画を乾ず/東方への港/廿年前の兄の女友

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