教育名著叢書
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教育名著叢書@
近代教科書の成立

仲新著
448頁 A5判 上製
本体4,800頁
ISBN4-8205-0030-9 81.5刊

明治初年より国定教科書制度の実施に至るまで、教科書編纂の目的・方針・種類・内容などの変動を、社会的な背景との関連のもとに把握しようとしている。各時代の教育観と教材 明治前期教科書各論など。序:海後宗臣

教育名著叢書A
日本の大學


大久保利謙著
408頁 A5判 上製
本体4,500円
ISBN4-8205-0031-7 81.5刊

日本大学史の概観(特に正統系図である官立系の大学史)であるが、史料の選択には及ぶだけ吟味を遂げ、根本史料の上に立論し、最近の研究の成果を能う限り採り入れて、これを統合することに努めている。

教育名著叢書C
穎才教育


乙竹岩造著 麻生誠解説
550頁 A5判 上製
本体6,000円
ISBN4-8205-0033-3 81.9刊

本書は十数年教育者として従事した著者が、被教育者の成績能力には種々の差異があることを経験し、能力の劣る者の教育と同時に優れた者の必要性を考えていた。穎才教育に関し多方面から講述した速記録。

教育名著叢書D
明治國民教育史


町田則文著 寺ア昌男解説
570頁 A5判 上製
本体7,000円
ISBN4-8205-0034-1 81.9刊

本書は長年普通教育指導の立場にあった著者が、明治維新当時より明治23年第二次の小学校発布令までの国民教育施設の進歩変遷を、法令制度並に統計表の抄録などに留まらず、当時の実情を多面的に詳説。

教育名著叢書J
教育の社会的基礎


関根悦郎著 土屋基規解説
496頁 A5判 上製
本体5,800円
ISBN4-8205-0040-6 82.6刊

本書は、教育と社会の関係に対する基本的考察を踏まえ、両者の基本的関係を明らかにし、その立場から当時の教育を批判し、更に教育の改造を論ずる。本書に現われた視点と考察は、現在の教育問題を考える上に意義深い。

教育名著叢書K
中等教育の革新


谷本富著 山崎昭見解説
170頁 A5判 上製
本体3,400円
ISBN4-8205-0041-4 82.6刊

本書は、著者が、明治38年東京帝国大学文科大学に提出した学位論文である。その内容は学説史的に優れているばかりでなく、七十余年の歳月を経た今日に於いても、きわめて深長なる意義を有している。


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